年末年始になると、自動車メーカーだけでなく百貨店などでも「歳末セール」「初売り」「新春セール」を行いますよね。

その中でも、自動車は高価な買い物なので、できることなら少しでも安く購入したいものです。

では、「初売り」は実際にどのくらいお得に購入できるのでしょうか？

そこで今回は、車の初売りについて詳しく解説していきます。

車の「初売り」期間は？

年が変わって最初に物を売り出すことを「初売り」と言います。

デイーラーや中古車販売店でも、1月４日以降から一週間ほど行わる事がほとんどです。

「初売り」のメリット

〇前年より前に発売された車がお得

「初売りセール」では主に、前年より前に発売された車をお得に購入できます。

車の価格も「初売り価格」となると、最新の車種が値引きされるケースが多くなります。

新車の場合、前年から販売店が在庫として抱えている車は価格を下げて販売されています。

中古車の場合でも、「９年落ちの車」が年が変わることによって「10年落ちの車」になるので、価格が大幅に下がる可能性があります。

それにより、「初売り」ではお得に購入できる可能性が高いのです。

〇オプションパーツなどを格安で装備できる

「初売り」で車を購入すると、カーナビやドラレコ、エアロパーツなどのオプションパーツを、格安で付けてもらえる事もあります。

通常カーナビやドラレコをセット購入すると最大30万円ほど費用がかかってしまうので、かなりお得なポイントです。

また、車を購入すると10万円単位のオプションパーツを、無料で付けてもらえるサービスなどもあります。

オプションパーツの購入も考えている方には、初売りは最適なタイミングと言えます。

〇初売り特典がもらえる

特典はその販売店によって異なりますが、大体のお店で「初売り特典」を用意しています。

例えば、福袋、お米、ナビやドラレコの値引きクーポンなどが挙げられます。

詳しい特典は販売店のホームページなどをチェックするといいでしょう。

「歳末セール」のメリット

〇値下げ交渉がしやすい

12月は世の中が年末商戦の時期に突入しているので、ディーラーも車の目標販売台数が高めに設定されています。

ですので、ディーラーのスッタフは高いノルマを達成しようと、1台でも多く車を売りたいというのが実情です。

そういった事情があるので、他の月よりも値下げ交渉がしやすく、安く車を購入できる可能性が高くなります。

値下げ交渉に抵抗のない方は、この歳末セールの時期を狙って車を購入するといいでしょう。

〇在庫次第では大幅な値引きが期待できる

車の年式は1月を基準に1年上がる仕組みです。つまり年末年始は車の年式が１つ古くなるタイミングだということです。

基本的には、年式が新しい方が車は高く評価されますが、在庫を多く抱えている車種に関しては、年を越す前に歳末セールを行うケースが多いです。

また、在庫車であれば、購入後すぐに新規登録もできますし、一石二鳥です。

お得に購入でき、されに入荷待ちもなくすぐに乗りたい方はこのタイミングで在庫車を狙うのもいいでしょう。

歳末と初売り、どっちがお得？？

年末はディーラーや販売店で高い販売目標を達成しないといけない状況で、さらに在庫も豊富であるため、値引き交渉がしやすい傾向にあります。

年末に購入する場合、年内にナンバーなどの登録手続きをする必要があります。

手続きの早い軽自動車や車種など、あらかじめ購入したい車を選んでおくとより良いでしょう。

年始に購入する場合、高額なオプションなどの特典がつく可能性が高いです。

さらに、今乗っている車の売却を前提に検討しているのであれば、年始に年式の新しい車をおすすめします。

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